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高崎・和算愛好会 管理人ブログ

『算法求積通考』の、円理豁術の基礎を読んでみたが・・・

倉賀野の冠稲荷神社(今は、倉賀野神社の内)に奉納したと記録されている、群馬の算額№106の
内容が知りたくて、円理豁術の基礎を読んでみた。

群馬の算額№106のための「解法の道」なのだが、『算法求積通考』の巻之一と巻之二の立表まで
読んで、これからは、問題の解き方が約100題あるわけだが、ここを進むだけでは初めの目的に
届かないように思う。

1年あまり続けてきた成果は有った。
問4は、田部井先生が、反転法を使って現代解法例を示し、問題と術文が正しいことが分かった。
問1は、積分を使った現代解法例と、円理豁術的な解法例によって、問題と術文が正しいことが分かった。

しかし、『群馬の算額解法』の出版準備中の、2002年の群馬県和算研究会会報では、
群馬の算額№106は、6問中2問(問1と問4)の解法が分かっているが原稿未完の状態となっている。
そのまま載らずに、『群馬の算額解法』は出版されている。その詳細は不明。

ということは、今は、やっと2002年の状態が復元できたところということだ。
13年前も、今も、解法が分かったのは、問1と問4。
ここまでが限界かもしれない。

問2,問5,問6は、術文が省略されていて、記録されていない。
問3は、問題と術文がそろっているが、意味がまだ分からない。

この算額は、1865年(慶応元年)に奉納されたと記録されている。
今年は、150年目なので、なんとかしたいが、・・・





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