1.玉村八幡宮
天保15年(1845年)に町田清格が奉納したものです。
大切に保存されているものを、参集殿で見せて頂きました。
168年経過している割には、ほぼ読めます。
とは言え、『玉村八幡宮社誌』に載っている写真ほど良く見えない。
時間と共に劣化していくのは仕方ないでしょう。
2.諏訪神社
昭和53年の復元算額です。
拝殿の中に掲額されていました。普段はなかなか見られないところです。
昭和後期の算額で、屋内に有りますので、新品同様です。
3.於菊稲荷神社
復元算額が2枚有りました。
共に、拝殿の中に掲額されています。やはり、新品同様です。
(1)昭和53年の復元算額です。
(2)平成17年の復元算額です。
玉村八幡宮の算額は、昭和53年に神楽殿の下段で再発見され、以降絵馬収納庫に
保管されている。昭和初期の社殿大修理で取り外されたか、それ以前に取り外された
ものだろう。
保存のためには、屋内の掲額が良いのだろうが、皆に見てもらうためには、
屋外に掲額したい。
屋外に掲額して、30年~40年で再掲額するシステムを作れば良い文化継承が
できる。(式年遷宮や60年遷宮という、すばらしい古来の知恵の応用。)
新町の復元算額3枚は、また素晴らしい、良い作りだ。(だいぶかかっただろう)
私も復元したい算額があるが、このレベルにはできない。(資金が無い)
もう少し安く上がる方法で、考えよう。私の家は小作なのだから。
しかし、小作でも和算はやれる。
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